流産

お別れした赤ちゃんの供養、しましたか?わたしの失敗談

赤ちゃんの供養をすると決めました

今回はちょっともやもやした失敗談の話です…。

初めての体外受精で陽性判定をもらったものの、その後稽留流産となってしまったわたし。

その後、母の勧めもあって、お別れした赤ちゃんの供養をすることにしました。

いわゆる「水子供養」というものですね。

さて、どこで供養してもらおう?と思って、色々調べてみました。

一般的に知られるお寺では、どこでもやっているようでした。

でも、なんだか事務的に処理されて、形だけお経を上げてもらうっていう感じになるのは嫌だったんですよね。

きちんと供養してくれるところがいいなあ、と思ってさらに調べていると、あるお寺のHPが目に留まりました。

あまり聞いたことはないお寺でしたが、尼寺で、そこの住職の方が綴っているブログがあって、それを読んでいるとすごく心を込めて、流産した人の気持ちにも寄り添って供養している感じがしたんですよね。

「幸せの水子供養」とか、「あなたの悲しみが癒え、さらなる幸せを招くように、真心を込めてお祈りいたします」とか「女性の住職なので貴方の気持ちはよくわかります」などと書いてありました。

さらに、その住職の方が地元向けのフリーペーパーで、人生相談コラムなども執筆されていることも知り、読んでみるとにこやかな笑顔の顔写真も掲載されていました。

何だか信頼できる人のような気がする!ここにお願いしよう!と決めました。

さっそく電話して、日程を決めました。


お供えを準備し、供養へ

お供えのためのお菓子と、赤ちゃんに天国で飲んでもらうためにストロー付きのパックの牛乳を持ってきてと言われたので、準備しました。

他にも、お花があった方がいいかなーと思って、花屋さんにも行きました。

TAMIKO「えっと、お寺に持っていくんで花束を作ってほしいんですけど…」

花屋さん「どんなイメージですか?」

TAMIKO「供養になんですけど、菊とかじゃなくてかわいい感じがよくて…」

花屋さん「ワンちゃんとかのですか?」

TAMIKO「えっと、赤ちゃんの…」

(気まずい空気が流れる)

なんてこともありましたが、わたしの好きなガーベラとかも入れてもらってかわいく仕上げてもらいました。無事花束もゲットし、準備万端で夫と母と3人でお寺に向かいました。

しかーし!あまり聞いたことのないお寺でしたが、現地に着いてみてびっくり。

お寺というか、民家です。

確かに家の前にお地蔵様があったり、普通の民家よりは多少、お寺感はあるのですが…

こ、こんなとこやったんかー!と、若干後悔し始めました。

出迎えてくれた住職の方は、尼さんでフリーペーパーの人生相談コラムで見た写真通りのお顔だったけど、普通のおばちゃんにも見えてきてしまって。

そして、中に入ってみると、普通の家のリビングにあたるような場所に、仏壇がありました。

もちろん、普通の仏壇の何倍もあり、壁一面くらいの大きな仏壇というか祭壇?ではありましたが…

お寺っていうか…ちょっと信仰熱心な親戚のお家におじゃました感じ…。

もう、テンションだだ下がりです。

もやもやして供養に集中できず…

でも、ここまで来たからにはやるしかありません。お供えと花束と、供養料(1万円)を渡します。

それから、その時にエコー写真は見せるだけのつもりだったのですが、母がそれも渡して一緒に供養してもらわなきゃ、というのでエコー写真も渡してしまいました。

簡単に、どんな子だったかを伝えて、供養に入りました。

お経を上げ始めると、なんだか聞いたことのないお経。

うちは浄土真宗なので、お葬式とか法事では、南無阿弥陀仏~みたいなお経が主流なのですが、なんというかあまり聞いたことのない文言なんです。あとで確認したら、真言宗ということでした。その耳慣れないお経が気になって、全然集中できなくて。

調べてみると、水子供養に宗派は関係ないらしいんですが…

赤ちゃんが天国に昇っていくイメージを頭の中に浮かべてお祈りしたかったのに、雑念がいっぱいでそれどころじゃなかったなあ~。

お経を上げてもらって、それで終了ってことでさっさと帰ってきました。

HPに書いてあったような、心に寄り添って供養する、っていう感じでもなかったなぁ。心が癒されるようなありがたいお話も無かったし。

結論から言うと、わたしは供養しなくてもよかったかなと思っています。

もし、やるならやっぱり変にこだわらずに、もっとメジャーなお寺でお願いすればよかった!

何かの時に思い出して、お祈りしたいなと思っても、あんな民家みたいなお寺には立ち寄ることができないし、お参りすることもできません。

1番後悔しているのは、エコー写真も渡してしまったこと。あの子が存在していた唯一の証明なのに、もう手元には何も残っていません。

あくまでも自分の気持ちを整理するためのもの

結局、個人的な考えですが、供養というのは、あくまでも供養する側が納得できればそれでいいのかなあと。

わたしの場合は、自宅の部屋の片隅に、お花や写真を飾って、自分なりに祈ったり、その子が天国に行っているようにイメージしてあげれば充分だったかなと思います。

なんだかお寺選びを間違えたせいで、逆にモヤモヤしてしまったので…。

自分で祈るだけでは納得できない、という方はちゃんとお寺でお経を上げて供養してもらえばいいんじゃないかな、とは思いますが。

その場合、あまり聞いたことがないお寺ではなく、その場所にも行ったことがあって、ちゃんとした建物がある、ある程度大きな由緒正しいお寺を選んだ方がいいです!

お寺のHPなどネットの情報だけで決めてしまうのは危険かもしれません。わたしの場合はそこまでじゃなかったですが、つらい気持ちにつけこんで、高い供養料を請求するような怪しいところもあるかもしれないし…。

わたしの、ちょっと恥ずかしい失敗談ですが、もしお別れしてしまった赤ちゃんの供養をどうしようかなと考えている方がいらっしゃったら、何かの参考になればいいなと思います。

 

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