出生前診断

新型出生前診断(NIPT)を受けました。【前編】

妊娠前から受けると決めていた

妊娠中の話になります。妊活がんばっている方には、まだそんな話聞きたくないわい!って方もいらっしゃるかもしれませんが…

第一子妊娠時にクアトロテストを受けた記事でも書きましたが、こういった検査を受けるか受けないかは、妊娠が判明してすぐ、かなり早い段階で決める必要があるので、自分はどうするか、どうしたいかということは妊活中にある程度決めておいていいと思います。

わたしは、とにかく事前にわかることはハッキリさせたい性格なのと、人として母親としての器が小さいといいますか、もしお腹の子に何があった時に育てる自信がないと考えてしまっていたので、この検査は妊娠前から必ず受けると決めていました。

単純に健康な赤ちゃんを産みたいって思ったからです。

障がい者差別だとか、命の選別だとか、色々な意見もあって難しい問題ではありますけど、本当に大それた気持ちからではないんです。

そんな検査は絶対に受けない!って思う方は、それがその方にとっての正解だと思います。わたしはとにかく、こうしたかったからしただけ。

批判もあるかもしれませんが、それも覚悟して記事にしたいと思います。

まずはどこで検査するか

第二子の妊娠がわかったのは、2015年のこと。

第一子妊娠時には、まだ受けることができなかった「新型出生前診断(NIPT)」が、研究のためという理由でスタートしたばかりの頃です。

絶対受けたい!と思ったものの、まだまだ検査を受けられる施設は限られていて、わたしの住んでいる石川県では、検査を受けられる施設がありませんでした。

県外に行くしかない!場所は東京か、大阪か、それとも名古屋か…

とにかく実施している病院ごとに片っ端から詳細を調べました。

まず、大前提として「新型出生前診断」を受けるには、条件があります。

1.35歳以上であること(高齢出産)

2.過去に21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのいずれかの子を妊娠した経験がある

3.胎児が21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのいずれかである可能性を指摘された場合

これは、「新型出生前診断」が臨床研究としてスタートしたため、ある程度条件を絞って実施するということになったようです。

検査方法は採血(20cc)のみ。羊水検査のように針をお腹に刺したりはしないので、流産のリスクはありません。

母体の血液の中からDNAの断片を分析し、赤ちゃんに染色体の病気があるかを検出します。検査できるのは21トリソミー症候群(ダウン症候群)、18トリソミー症候群、そして13トリソミー症候群、3つの染色体異常のみです。

陰性の場合には、赤ちゃんがその病気でない確率(陰性的中率)は99.9%。

これが、同じ血液検査でわかる出生前診断のクアトロテストとの大きな違いです。

ただし、この確率は高いけれど、非確定検査なので、陽性がでた場合には羊水検査をして、本当に陽性か確かめる必要があります。

でも、血液検査だけで、陰性が出たらほぼ安心できるわけですから、わたしは2人目妊娠時の検査はクアトロテストではなく、NIPTを選ぶことにしました。

検査可能な時期は妊娠10週~22週の間。

ただ、この検査はあくまでも確定検査ではないので、検査結果を知った後、陽性だった場合に羊水検査をして、その結果を聞いてどうするか判断しなければならないことを考えると、10週~15週くらいまでには受けたいですよね。

病院ごとに申込や検査方法が異なる

そして、病院ごとにも受けられる条件や申し込み方法、検査受付可能な曜日や時間帯、検査に必要な受診回数なども異なっていました。

その病院で出産する人に限る、というところもありました。

受診回数は

①カウンセリング&採血

②検査結果を聞く

の2回受診すればよいところがほとんどでしたが、カウンセリングと採血は別の日で合計3回足を運ばなければいけなかったり、

出産するために今診てもらっている病院を通してしか申し込みできない施設、直接申し込みする施設、

検査日の2週間前に電話予約を開始して先着順で枠が埋まっていくところなどもありました。

わたしの場合、県外まではるばる行く必要があるので、3回受診が必要なところはまず却下!その病院で出産する人しか受けられないところもムリです。

予約電話をして自分で申し込みする施設は、すぐに予約が埋まってしまいそうな気がしたので、病院を通して予約するシステムを採用しているところにしようと思いました。

そうして、絞り込んだ中から決めたのが、国立成育医療センターでした。

早い段階からNIPTを実施していて、カウンセリングに関してもしっかりしていそうな気がしたからです。

国立成育医療センターの新型出生前診断に関するページはこちら

料金は施設によって多少違いがあるようですが、成育医療センターの料金は以下の通りです。

わたしが受けた時には検査する産科でカウンセリングもしたのですが、今は別途遺伝外来を受診する必要があるそうです。

〔周産期遺伝外来の受診費用〕
検査前の遺伝カウンセリング料(初診料) 約 10,000 円
結果開示時の遺伝カウンセリング料(再診料) 約 6,000 円

〔検査費用〕
母体血胎児染色体検査(NIPT)(臨床研究) 約 180,000 円

※他院に通院中の場合は、初診料(2,820円)が別途必要

というわけで、検査だけで合計約20万くらいかかるんですね…。

約2万円前後で受けられるクアトロテストに比べるとかなりの出費です。

それでも、絶対に受ける!と決めていました。

不妊治療をしてきて、金銭感覚がちょっとマヒしていたせいもあるかもしれません笑

うまくいくかわからない移植も20万円くらいかかるけど、この検査は20万で必ず結果を知ることができるんでしょ?みたいな気持ちになっちゃったんですよね。

通院していた病院の医療連携室を通して、妊娠12週となるころに無事予約することができました。

無認可施設での検査には要注意!

出生前診断を受けられる施設の一覧は、NIPTコンソーシアムのHPで確認することができます。

最近は、この検査を受ける方も増えているようで、検査できる施設も増加傾向にあります。中には無認可で、35歳以下の方や条件にあてはまらない方の検査も実施しているところも。

充分なカウンセリングをせずに実施し、検査結果を伝えるだけで詳しい説明が無く、妊婦が混乱してしまったりと色々なトラブルも起きているようです。

NIPTコンソーシアムのHPに掲載されているところは、許可を受けて実施しているところなので、この一覧から施設を選ぶと安心だと思います。

ちょっと長くなってしまったので、実際に検査を受けた体験記事は次回また書きたいと思います。

 

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です